BiSHのメインボーカルとして名を広め、解散後はソロで紅白歌合戦にも出場したアイナ・ジ・エンドさん。
あのハスキーな歌声を「下手」と感じる人もいれば、「天才」と絶賛する人もいて、本当のところが気になっている方も多いはず。
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記事のポイント
- 下手と言われるのは、声と歌い方のクセが強いから
- 評価が割れるのは、何を「上手い」とするかの違い
- 技術面でもプロから高く評価されている
- 歌もダンスも含めた表現力が支持されている
アイナ・ジ・エンドの歌が下手と言われるのはなぜ?賛否が分かれる理由
- いちばんの理由はクセの強いハスキーボイス
- 感情を優先するぶん、音程が揺れて聞こえる
- 語尾を崩す独特の節回しが好みを分ける
- 踊りながら歌うので、生歌は声が荒れやすい
- テレビの生歌唱や紅白で賛否が噴き出した
- 評価が割れるのは「正確さ」と「表現」の物差しの違い
いちばんの理由はクセの強いハスキーボイス
アイナ・ジ・エンドさんの歌が下手と言われる一番の理由は、強いクセのあるハスキーボイスです。
息がたっぷり混じり、ところどころかすれる声は、一度聴いたら忘れられないほど個性的。
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クリアでまっすぐな声が好きな人にとっては、この息の多さやザラつきが「不安定」「聞き取りにくい」と感じられるようです。
ただ、声質そのものは努力で変えるものではなく、持って生まれた個性。
上手い下手というより、好き嫌いがはっきり分かれる声だと言えます。
感情を優先するぶん、音程が揺れて聞こえる
下手と言われる理由の二つ目は、音程が揺れているように聞こえることです。
アイナ・ジ・エンドさんは、楽譜どおりの音を正確になぞるより、そのときの感情をのせることを優先するタイプ。
あえて音を揺らしたり、深いビブラートをかけたりするため、聴く人によっては「音が外れた」と受け取られてしまいます。
カラオケの採点のような基準で聴くと、どうしても点数は伸びにくい歌い方。
一方で、その揺れこそが心に刺さる、と感じる人も少なくありません。
語尾を崩す独特の節回しが好みを分ける
アイナ・ジ・エンドさんは、語尾を崩したり、しゃくりを入れたりする独特の節回しも特徴です。
一般的なJ-POPの歌い方とはかなり違うため、初めて聴くと「雑に聞こえる」と戸惑う人もいるよう。
ボイストレーニングの教室の解説でも、リズムにジャストで合わせるより少し後ろに乗る「後ろノリ」が、アイナ・ジ・エンドさんらしさの一つとして挙げられていたほど。
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聴き慣れるほどに味が出てくる歌い方なのかもしれません。
踊りながら歌うので、生歌は声が荒れやすい
生で聴いたときに粗く感じられる理由は、踊りながら全身で歌うスタイルにあります。
アイナ・ジ・エンドさんは4歳からダンスを続けてきた人。ライブでは体全体を使って歌い、動きも表情も激しくなります。
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そのぶん呼吸が乱れたり、声が割れたりしやすく、音源と比べると荒く聞こえる場面も出てくるのです。
音源で聴く歌声と、ステージで見る歌声は別ものと考えたほうがいいでしょう。
動きながらでも声を届けること自体、簡単にできることではありません。
テレビの生歌唱や紅白で賛否が噴き出した
下手という声が広がったきっかけは、テレビでの生歌唱でした。
BiSHとして初出場した2021年の紅白歌合戦では、激しいパフォーマンスもあって「音程が怪しい」という反応がネットで話題に。
ソロとして初出場した2025年の紅白でも、圧倒されたという声と、聴き慣れないという声が入り混じりました。
テレビの生放送は一発勝負で、音響の環境も整いにくいもの。切り取られた一部分だけで、評価が独り歩きしやすい場でもあります。
普段アイナ・ジ・エンドさんを聴かない人の耳に、いきなり届く場だからこそ、賛否も大きくなるのでしょう。
評価が割れるのは「正確さ」と「表現」の物差しの違い
結局のところ、評価が割れるのは何を「上手い」とするかの物差しが人によって違うからです。
音程の正確さや安定感を重視する人にとって、アイナ・ジ・エンドさんの歌は不安定に聞こえるかもしれません。
一方で、声に込められた感情や表現の幅を重視する人にとっては、これほど心を揺さぶる歌い手はなかなかいないはず。
どちらの聴き方も間違いではなく、ただ基準が違うだけ。
だからこそ、アイナ・ジ・エンドさんの歌はいつまでも語られ続けるのでしょう。
アイナ・ジ・エンドの歌は下手じゃない?支持される理由とプロも認める表現力
- 音楽メディアは「カメレオンのような表現力」と分析
- 声帯結節の手術を乗り越えた歌声
- 歌い手になった原点は、親友の涙
- 4歳からのダンス、振付も手がけた全身表現者
- 革命道中が国内外でヒット、紅白にも初出場
- 2026年のMUSIC AWARDS JAPANで改めて注目
音楽メディアは「カメレオンのような表現力」と分析
アイナ・ジ・エンドさんの歌声は、音楽メディアから高い評価を受けています。
2026年6月のReal Soundの連載、歌声分析では、ハスキーボイスやブレスのコントロール、しゃくりなどの節回しを組み合わせて声色を変える、カメレオンのような表現力こそが最大の武器だと分析されていました。
たとえばアイコトバでは、高い音でもファルセットに逃げず、地声の強さを残したまま歌い上げているとのこと。
Jewelry Kissでは、サビ前までアイナ・ジ・エンドさんだとわからないほど甘い声で歌っていると紹介されています。
ハスキーな声だけが持ち味ではなく、曲ごとに声を使い分ける技術があるということ。
声帯結節の手術を乗り越えた歌声
アイナ・ジ・エンドさんは、声帯結節の手術を乗り越えて歌い続けています。
GQ JAPANによると、声帯結節を患ったのは2016年12月。夜行バスくらいでしか眠る時間がなかった多忙な時期でした。
声が出なくなり、手術で治る可能性は50%。アイナ・ジ・エンドさんは、その可能性に賭けたそうです。
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手術を終え、まだ声を出してはいけない時期だったのに、メンバーに会えたうれしさで思わず声が出てしまったというエピソードも。
歌い手になった原点は、親友の涙
アイナ・ジ・エンドさんが歌の道を選んだきっかけは、ダンス仲間の親友の涙でした。
中学3年生のころに出会ったダンス友達とは、いつも一緒にコンテストを受けていたそう。合格するのはいつも相方のほうで、アイナ・ジ・エンドさんは憧れる側だったといいます。
高校3年生のとき、初めて2人でカラオケへ。アイナ・ジ・エンドさんが歌うと、隣で相方が泣き出し、「初めて尊敬した」と言われたのだとか。
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その言葉に背中を押され、ダンスより歌のほうがいいのかもしれないと思ったのが始まり。
技術より先に、人の心を動かしてしまう力があったことを物語るエピソードです。
4歳からのダンス、振付も手がけた全身表現者
アイナ・ジ・エンドさんは、歌だけでなくダンスや振付も手がける全身表現者です。
4歳からダンスを続け、BiSHではほぼ全曲の振付を担当。
2024年のNiEWのインタビューでは、4歳からやってきたダンスもコンテンポラリーダンスもジャズダンスも、全部表現したいと語っていたほど。
ソロ作品の多くは自分で作詞作曲を手がけ、2021年には全曲を作詞作曲した1stアルバムのTHE ENDをリリースしています。
歌だけを切り取って評価するのではなく、表現全体で見るとまた違った姿が見えてくる人。
革命道中が国内外でヒット、紅白にも初出場
ソロとしての勢いを決定づけたのが、アニメ、ダンダダンのオープニング曲の革命道中 – On The Wayです。
SNSでの総再生回数が1億回を超えたとされ、海外のチャートにもランクインして話題に。一発撮りのTHE FIRST TAKEでも、大きな再生数を記録しました。
そして2025年には、ソロとして初めての紅白歌合戦出場を果たしています。
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言葉がわからなくても感情が伝わる歌声は、海外の人にも届きやすいのでしょう。
下手という声があっても、それを上回る数の人が耳を傾けているのは確かです。
2026年のMUSIC AWARDS JAPANで改めて注目
2026年には、MUSIC AWARDS JAPAN 2026でのパフォーマンスが大きな反響を呼びました。
東京スカパラダイスオーケストラと共演し、革命道中 – On The Wayを披露。
Real Soundも、このステージをきっかけに歌唱力と表現力に改めて注目が集まったと伝えています。
BiSHのころから、下手と言われながらも聴く人を増やし続けてきたアイナ・ジ・エンドさん。
上手いか下手かでは測れない歌声だからこそ、これからも多くの人の心に引っかかり続けるはず。
【まとめ】アイナ・ジ・エンドの歌は下手?賛否が割れる理由と、それでも心をつかむ唯一無二の表現力
- アイナ・ジ・エンドの歌が下手と言われる一番の理由は、クセの強いハスキーボイス
- 感情を優先して音を揺らすため、音程が不安定に聞こえることがある
- 語尾を崩す節回しや後ろノリのリズムが、聴く人の好みを分ける
- 4歳からのダンス経験を生かし、踊りながら歌うので生歌は荒れやすい
- 2021年のBiSHとしての紅白出場では、音程をめぐってネットで話題に
- 評価が割れるのは、正確さと表現のどちらを重視するかの違い
- 2026年6月のReal Soundは、カメレオンのような表現力が最大の武器と分析
- アイコトバでは高音でもファルセットに逃げずに歌い上げている
- 2016年12月に声帯結節を患い、成功率50%の手術に挑んだ
- 高校3年生のとき、カラオケで親友を泣かせたことが歌の道に進むきっかけ
- BiSHではほぼ全曲の振付を担当していた
- 2021年に全曲作詞作曲の1stアルバム、THE ENDをリリース
- ダンダダンのオープニング曲、革命道中 – On The Wayが国内外でヒット
- 2025年にソロとして紅白歌合戦に初出場
- MUSIC AWARDS JAPAN 2026で東京スカパラダイスオーケストラと共演し、反響を呼んだ

