【職業は有名アートディレクター】寺島しのぶの旦那、ローラン・グナシアの生き方は『嫁第一主義』だった!

過去には日本アカデミー賞主演女優賞を獲得し、映画俳優として観客を魅了。今も精力的に活動する女優・寺島しのぶさん。彼女はフランス人のローランさんと国際結婚します。

今回は、そんな寺島しのぶさんの旦那さんについてまとめていきます。

寺島しのぶの旦那・ローラン・グナシアはとってもイケオジ!

寺島さんは2007年にフランス人アートディレクターのローラン・グナシアさんと結婚を発表しています。写真を見る限り優しそうな人で、身長は170㎝以上ありそうです。1967年12月28日生まれで2022年現在54歳です。

元々はフランスでは知らない人はいないほどの大手銀行・クレディ=リヨネにて、市場調査員として働いてた超エリート金融マンでした。

画像参考:Public  Relation  Office

画像参考:domani

寺島さんとの結婚後、「ラ・ポアットLa Boite」を設立してアートディレクターとして現在は活躍しています。仕事内容としては、世界中の有名企業を相手にイベントを企画したり、美術館や展示室のデザインを手がけたりとアート業界全体をサポートしています。

ローランさんは周囲から、「美を追求することに妥協がなく、仕事に対する熱意を持っており、自身もおしゃれでオーラが出ている」と言われています。

画像参考:東京カレンダー

寺島さんはローランさんのことを絶賛しており、その幸せぶりを2007年の結婚当初にインタビューで語っています。

画像参考:beauty oricon

結婚当初のインタビューなのでテンションがかなり高いですが、今でもこの時の熱量は失っていないようなので幸せそうで何よりです。

寺島しのぶとローラン氏の馴れ初めは映画祭!

寺島さんとローランさんの出会いは2006年11月に開催された「東京フィルメックスフェスティバル」という映画祭でした。

画像参考:real sound

映画祭の主催はなんとローランさんご自身!寺島さんは彼が会場の入り口で立っているのを見つけ、このタイミングで寺島さんの一目惚れ。「結婚するならこのひとしかいない!」と直感的に感じたそうです。

寺島さんはこの時外国語がわからず熱烈なアプローチがなかなかできませんでしたが、慣れない英語でなんとかローランさんを食事に誘ったそうです。

画像参考:Twitter

最初は一緒にカフェに行っても笑顔でいるので精いっぱいで、話せても「Please」くらいだったようです。会話はなんとなく続けられても、どうにか言葉で会話したいと思いフランス語の勉強を始め、今ではフランス語で話せるとのこと。

当時ローランさんは結婚はしていませんでしたが1人娘さんがフランスにいました。そのため特定の相手が欲しいとは思っていなかったそうです。

寺島さんとローランさんの誕生日が12月28日で一緒なので、それを口実に食事に誘い、交際が始まったとされています。

フランス人は我が強い?

日本人とフランス人の夫婦なので、育った環境が違います。

画像参考:yahoo画像検索

ヨーロッパで生まれたローランさんは幼いころから自分の意見を口に出すよう育てられていて、そのせいか弁が立つとのこと。
交際しているときは、「君と一緒にいてもウンウン頷くだけで、少しも面白くない。何かないの? 君の意見は?」と言われていたそうです。

寺島さんは『どうせ言い負かされる』と面倒に感じて意見を出さずにいましたが、このままでは彼に人間として認めてもらえない、これじゃダメなんだと考え直し、その差を埋めるために意見を言うようになったとのこと。

「夫は否定をしないので意見交換ができるので自分でものを考えることが鍛えられました。芸術や演技、そして表現について会話できるようになって感謝している」と語っています。

画像参考:joseishi.net

寺島しのぶへのプロポーズ、結婚の決め手は「真摯さ」

交際が始まっても「I Like You」としか言われず、「I Love You」と言ってくれなかったそうです。この言い方について『じれったい』と思う人もいるでしょうが、寺島さんにとっては「正直さに感銘を受けた」とのこと。LikeとLoveの壁があることで、それを打ち破ればより親密になれるというヒントなのでしょう。

交際を重ねるうちに「I Love You」と言ってくれるようになり、交際期間約1年で結婚することになります。

2007年1月、海でローランさんは寺島さんにプロポーズをします。

画像参考:yahoo画像検索

プロポーズの言葉は「Do you want to be my wife?」(私の妻になりたいですか?)で、これを砂浜に大きく書いたそうです。寺島さんは「Oui」(※仏語で「はい」の意)と答えました。

まるでドラマのワンシーンのようで、その時の情景が浮かんできますね。

画像参考:yahoo画像検索

また、寺島家に挨拶した時のことを『川柳居酒屋なつみ』出演時に語っています。寺島さんの父親とローランさんはウィスキーを飲みすぎて、2人で泥酔にしてしまいます。

泥酔したローランさんが「しのぶさんと結婚させてください!」と言うつもりが、「しのぶさんと”コッケン”させてください!」と言ってしまったそうです。この時父親に怒られるかと思いきや爆笑されて、「あぁ、よろしく」と快諾されたとのこと。

この日のためにローランさんは日本語の先生のもとで練習をしていたらしいが、これはこれでいい思い出になっと後に語っています。この時、2人は出会ってからわずか1年と2か月足らずでスピード婚となりました。

フランス人は基本的に籍を入れないので、寺島は夫の行動にも驚いたそうです。

結婚式は日枝神社で挙式

2007年4月26日に2人は東京・赤坂の日枝神社で結婚式を挙げ、会見も行いました。

画像参考:有名人の家族

寺島さんの両親・尾上菊五郎・富司純子夫妻もここで挙式を上げたのでこの神社を選んだそうです。

どんな家庭を築きたいかとの鉄板の質問には、「日々生まれ変わる幸せな生活を送っていきたいです」と話していました。
ローランさんも「彼女は毎日綺麗だが、特に花嫁姿は綺麗ですね!」とノロけていました。

3月の結婚会見で“エブリタイムキス”と語っていた寺島さんでしたが、この日は「みなさんの前ではしません」と、照れながら話していました。式での誓いの言葉もローマ字で書いてローランさんに練習してもらうなど準備は色々と大変だったとのこと。

夜には総勢350名で都内の美術館にて盛大な披露宴を行いました。

画像参考:ORICON NEWS

歌舞伎俳優に外国人の血が混じることに世間の一部では心配の声もあったとされるが、そういった声は歌舞伎役者たちからは出てきていません。ローランさんほどの力量や人脈があれば、逆に力になってくれそうですね。

寺島しのぶとローラン氏の夫婦生活は良好で今も仲良し!

寺島さんとローランさんは現在も仲良しで、数々のエピソードがあります

ローランさんは「奥さんは家庭で一番であるべき」という考えのようです。「フランスでは男と女を楽しんで、その結果、子供ができるっていうことだから、やっぱり奥さんは一番であるべき」と語っています。

画像参考:Twitter

『子供が幼くても、夫婦は夫婦、子供は子供部屋で寝る』というくらい徹底したもので、寺島さんはは「親子で川の字で寝たことがない」と話しています。

寺島さんが仕事で帰りが遅くなった翌朝は、ゆっくり寝かしてあげたい、というローランさん。そのことに対して、息子の眞秀(まほろ)くんはいつも通りに起きてきてほしいと思っているそうです。寝室から2人の声で起こされてしまう、と寺島さんは語っており、なんともマンガのような話。ちなみに、今でも毎朝「よく眠れた?」と聞いてくれるとのこと。

目覚めが悪いかもしれませんが、自分を想ってくれる旦那さんがいることは幸せですよね。。。

画像参考:yahoo画像検索

寺島家には変わったルールがあります。外国人あるあるのキス、子供と言えど口(くち)はダメ、頬にするというルールです。ローランさん曰く理由は「しのぶの口(くち)は僕のもの」とのこと。

親子でも口(くち)ではしないと思いますが、なかなかの剛腕です(笑)

寺島しのぶが作る、世界一の”しゃぶしゃぶ”

ローランさんはいつも週末だけ料理を担当しているそうです。

画像参考:有名人の家族

簡単につくったものでも「料理」と解釈するローランさん。そんなローランさんは「しのぶがつくる”しゃぶしゃぶ”」が好きで、世界一おいしいと絶賛しています。

画像参考:Twitter

僕はしのぶと日本で死ぬ

あまり知られてないかもしれませんが、2011年東日本大震災が起きた際、大災害に見舞われた日本から脱出するように海外からの呼びかけがあったそうです。

そういった状況でのローランさんの対応に、寺島さんは3月14日にブログで「Skypeでの夫と義母(ローラン氏の母)の会話に胸が熱くなった』と綴っています

『僕はしのぶの旦那で日本に住んでいる。日本のやり方に従うべきで、僕は死ぬとしても、しのぶと日本で死ぬ』とローランさんは言ったそうです。

この言葉に寺島さんは「ローランの母親には申し訳ないが、何か感動した」と語っています。このセリフはなかなか言えるセリフじゃないので、胸が熱くなるのも納得がいきます。

旦那には結婚指輪をつけさせない理由

2007年インタビューで、寺島さんは結婚指輪を付けていないと発言。指輪自体は作ってもらったものの、「素敵だなぁと思った人が、指輪を付けていたらガッカリする」という理由で、夫婦ともに付けていないと発言しています。

画像参考:beauty oricon

昔の話だから今ではつけているのではと確認しましたが、実際に現在もつけていなさそうです。

画像参考:スポーツ報知

結婚記念日を忘れると怒る!

ローランさんは怒ることがあるのか?という質問に、記念日を忘れていると怒ると答える寺島さん。その時は拗ねた夫のご機嫌取りのため、ホテルを予約して連れて行ってあげているそうです。

出典:yahoo画像検索

寺島さんはふと『私、何やっているんだろう?』と思うこともあるけれど、こんな夫婦がいてもいいと思っているとのこと。

日本ではお嫁さんが記念日を覚えており、忘れた旦那さんが怒られるのがあるあるだと思いますが、寺島夫妻はその逆。でもたしかに、そんな夫婦がいてもいいと思います。

寺島しのぶの子供は男の子が1人で名前は眞秀(まほろ)くん

寺島さんとローランさんの間には、2012年9月11日生まれた息子さんがいます。古事記においてヤマトタケルが言った『大和は国のまほろば』から、眞秀(まほろ)と名付けられたそうです。

ちなみに、まほろばとは「すばらしいところ」という意味です。「秀」と言う字を充てたのはローランさんの提案で、寺島さんの父・秀幸から取っています。

画像参考:yahoo画像検索

2018年、眞秀くん5歳の時に子供服ブランド「BONPOINT」が開催したファッションショーでパリコレデビュー。所属事務所は母・寺島しのぶさんと同じで、現在は俳優として立派にドラマにも出演しています。以降も歌舞伎、テレビCM、声優も経験しており、将来が期待されています。

また、女優・広末涼子さんは彼の演技に太鼓判を押していて、
「映像のお仕事は初めてとお聞きしたけど、やっぱり肝っ玉が違うなと。全然危なっかしくなく、安心して見ていられました」と語っていました。

画像参考:YouTube

ちなみに眞秀くん、もっと幼い頃は、人見知りな性格だったそうですが俳優業をこなすうちに今では治っているのかもしれませんね。将来の夢はフランスのサッカー選手とのこと、将来が楽しみですね。

子育て方針は特に見当たりませんでしたが、この2人がいる環境では、自立心を育てる!のようなもので、周りと協調しつつ、自分の意見も尊重していくようなことではないでしょうか?

ローランさんの連れ子・クレオさん

実はローランさんと前妻との間に、クレオさんという娘さんがいます。ローランさんは、初婚といえば初婚ですがフランスにて事実婚をしており、寺島さんは後妻にあたります

日本だと関係性がピンとこなくて分かり辛いですが、ローランさんは前妻との事実婚を解消しているものの、フランスでは離婚したあとも共同親権となります。クレオさんは基本的には前妻のいるフランスで生活し、来日した際にはローランさんの自宅に滞在。

画像参考:yahoo画像検索

東日本大震災以降、海外からは日本に行くのを止める人が多く、フランスにいる実母(前妻)も、クレオさんが日本に行くのを許さなかったようです。そうなると、ローランさんはクレオさんに会えなくなります。

これがキッカケとなり、寺島夫妻は2012年の年明けにフランスで裁判を始めることに

以下、まとめていきます。

フランスでの裁判で親権を得る!

2012年の年明けにて、ローランさんの『クレオさんが来日するのをOKにして欲しい』という主張を却下されます。同年9月に眞秀くんが産まれたことで主張を変え、『姉と弟を会わせたい』とフランスの裁判所に何度も異議申し立てをすることに。

そして2013年7月3日に、寺島さんはブログで『長い道のり』と題し、裁判において勝利をしたことを公開。「クレオはやっとbebe(赤ちゃん=眞秀くん)と会うことができます」と綴っています。

文章の締めの「長かった。」という文章の中に、苦労が凝縮されていますね。。。お疲れさまです。

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